ごあいさつ

 

私が留学して学んだことは、たった1年の留学であったのに、ここに書くことができないほどあると思っている。

それはおそらく普通の日本の高校に通っていても、学ぶことは山ほどあっただろうし、その機会を失ってしまったことを時折思い返しては寂しくなる。わたしも高校の友だちと修学旅行に出かけて日本の東京なんかできゃいきゃいはしゃいでお買い物や観光を楽しんでみたかったし、文化祭で友だちと毎日同じことに打ち込んで1つの完成を目指したりしてみたかったな〜〜、青春うらやまし〜〜、と思う。しかし、大学受験はしたくなかった(あれは人を不幸にするシステムのように私には思われます)し、選ばなかった道を過去に戻ってやり直すことはできない(君の名は。は好きではないです)ので、考えても仕方ないし今私が努力してきた道のりで学んだことや得たことや諦めたことの価値を認めていくべきだろう。

私が留学で学べたいちばん大切だと思うことのひとつが、私が貴方であったかもしれないし、貴方が私であったかもしれない、という可能性についていつも思いを馳せるべきだということ。

わたしたちそれぞれ一人ひとりに生活があり、家があり、不自由がある。私に簡単にできることは彼女にとっては不可能に近く、彼女にとって造作もないことは私にとって絶望的に難しいことであったりする。

私が貴方であるなら、できない人の気持ちはわからないだろう。私が私であるのは単なる偶然の確率によるものであり、不理解はかならずしも当人の努力不足や理解不足に起因しない。だからこそ、私はなるべく全ての人間に真摯であり、たとえ卑怯な人に対しても優しくありたいと願う。

 

そんなかんじのブログをこれから書いていこうと思います。よろしくお願い致します。